先週の木曜日にCOVID-19ワクチン2回目の接種が終わりました。
医療従事者枠としての接種でしたが、当施設では患者さんと触れる必要のあるスタッフは全員の接種を目指しているそうです。1回目の接種で現れた症状としては、極度の筋肉痛と紅斑だけでしたが、今回1回目の比にならないくらいの副反応を体験しましたのでここに報告します。(一回目はこちら)
まず最初に、このワクチンの副反応は人によってかなりの差があるようなので、そこだけは了承してください。
・16:00 接種 (症状なし)
・23:00 38℃台の発熱。全身倦怠感。就寝。
・翌6:00 36℃台まで下がる。特に違和感なし。
・9:00 再び38度台の発熱。手先が震えてまともに物を持てず。
・12:00 39度突破。なぜか酸素飽和度90%まで減少。頭痛・腹痛・2回嘔吐。
・記憶がほとんどありません。
・21:00 37℃台まで解熱。酸素飽和度も97%まで回復。
・翌8:00 37℃台。特に違和感なし。
その後37℃~38℃の間を行ったり来たりしていますが二日目のような症状は出ていません。今は絵を描けるくらい元気です。
発熱はともかく酸素飽和度の低下には驚きました。
今回の安静時90%は20歳代ではありえないくらい低い値で、呼吸不全にあたります。体感としてはインフルエンザの症状をすべてまとめて一日に濃縮した感じでした。
これから若い人たちの接種も増えてくると思います。
今回思ったことは、
『接種後1周間は、登山に行ったり急変時に一人で助けが呼べない状態にすることは控えるべき。』
ということですね。
もし登山中に、今回のような酸素飽和度になったら、生きて帰ってこれないかもしれません。現に私も朝は元気だったわけですから、急変もありえます。
前回も書きましたが、こんな体験をしても個人的には医療従事者のワクチンの集団接種には賛成です。自分たちを起点に感染を拡大させることのほうが論外ですし。
空いたこの時間、今回の副反応のメカニズムに興味が湧いたので、論文読んで調べてなにか対策がないか調べてみます。
皆様の興味があれば、近いうちに報告するかもしれません。
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