3日前にワクチン接種後の高熱を経験したらるです。
週末は全身倦怠感で山に登るどころではなかったので、
知り合いの先生方に今回のワクチンについてお話を聞いてみたり、論文や報告書を読んでみたりして、自分なりにまとめてみました。
(2回目の時の症状はこちら。https://www.yamareco.com/modules/diary/232597-detail-242183)
長文ですが興味がある人はご覧下さい。
まず今回私に起こった酸素飽和度の急激な悪化は、おそらくコントロールできていたアレルギー性の疾患がワクチン接種による免疫系の活性化によって、急激に増悪したものだろうとのことです。
このようにアレルギー(特に喘息)を持っている人が急激に増悪する例は他にも報告されていて、何が起こるか分からない分すぐに連絡を取れる状態にいるのは正解だそうで。
これは個人的な見解ですが、成人喘息のトリガー(喘息を発症する切っ掛け)の3位にコロナウイルス感染が入っています。(出典:ハリソン内科学)つまりワクチン接種で、一時的に喘息症状のようなものが、どんな人に出てもおかしくないのかもと思ってしまいます。
また、臨床研究している先生に聞いたところ、若い人のワクチン接種後の死亡例のほとんどは脳出血が絡んでいるのではないかとのことです。
若い人は定期的に健康診断やCT検査を受けることが少ないので、塩分過多による高血圧や、家族性の高コレステロール、脳血管の先天的な破格(普通の人より血管が細かったり、コブが出来ていたりするが、日常生活では全く支障をきたさないレベルの異常)を持っている人がそれなりにいるとのこと。このような人たちが、炎症で凝固能(血液が固まる力)が落ちた上で、高熱で血圧がさらに上がったりすると、極々低確率で不幸なことになるそうです。
ここまで散々脅すことを書いていますが、このようなことはインフルエンザにかかっても起きているので、本質的な危険性は同じなのかも。
ワクチンを接種したら半分の確立で2~3日インフルエンザの状態になるとの心構えで問題ないかと。そのあとコロナにかからなくなるのであれば、それだけの価値は十分にあると私は思います。
これだけのことを聞いて、やはり思ったのは、接種後1週間は経過観察が必要ってことですね。
あと、衝撃だったのですが、ワクチン接種から1週間はむしろ感染率が上がることが研究で明らかになっているそうです。
私も今週から登山再開しようと思っていましたが、もう少し様子を見てみようと思います。
以上が2日間の自由研究の結論になりますが、あくまで個人的な見解も含まれているので参考までに気に留めておいてください。
何度も書きますが、らるの個人的には今回の集団接種には賛成の立場です。
長文失礼しました。
おそらくコロナの話題はこれで終わりにしますが、皆さまの反応を見て登山医学についての記事も書いていこうかなと思っています。
どうなんだろ・・・需要あるのかな・・・。